2016年7月7日木曜日

タチ&アジ船。

7月7日(木) 中潮 AM7:20~PM5:00 新安浦港:長谷川丸(タチウオ&アジ)


さて、今回は大磯にお住まいの硬実太郎さんからのリクエストで、

『喰えるものを釣りなされ!!』といった命題を頂きまして・・・(^_^.)

何がいいかと検討してみたら~。

夏に合わせて上向いてきたタチウオと味が旬のアジでどうだと、

久しぶりに新安浦港の長谷川丸へGO!。

長谷川丸は半日船で釣り物が分かれていて、

今回はタチウオの午前船(AM7:20~PM12:00)と

アジの午後船(PM1:00~PM5:00)に乗船。

休日ほど混んではいないだろうが余裕をもって到着したいのでAM5:30に出発。

アトラス1.5t出動。
さすがこの時間は空いてる。楽々第三京浜へ。

第三京浜
天気がいいので気持ちがいい。

横浜横須賀道路
横横道路もスイスイ。


本町山中有料道路からは自衛隊の船が見えます。横須賀ならではの光景。

新安浦港
予定より早く1時間そこそこで到着。

早速船宿で手続きを済ませ船に乗船する。

長谷川丸
タチウオ船は青い方の船。

以前船長に聞いた話、移動の早いタチウオを追うためのレーダー付いてるとのこと。

平日でも人気のタチウオ船は釣り人が多いい。

この時期のタチウオは浅場にいるためライトタックルでの釣りとなる。

タックルは専用竿がいいのだが以前使って調子の良かったマゴチ竿でトライ。

リールは買ったきり使っていなかったダイワのスパルタンTW。

タックル
定時に出船、ポイントを目指す。


すぐにポイント到着。

てっきり金谷沖に行くのかと思ったが今日は第二海保周り。

第二海保
第二海保は高校生のころ上陸して一晩釣りをたことがあるが、

砲台の跡や防空壕があったりでちょっとした探検気分が味わえた記憶がある。

現在は上陸が禁止となっている(随分護岸整備されているようだが)。

まだタチウオの群れがまばらなせいか全盛期ほどの船団ではないようだ。

タチウオ船
船長の合図で実釣開始。

仕掛けは片テンビンに40号のオモリ、2mのハリスに一本のタチウオ針。

最初のポイントは水深25mで15m~水面までにタチウオの反応があるので、

その間をサバの切り身を付けた仕掛けでシャクリながら誘う。

開始からしばらくたってもエサ釣りには反応がない。

しかし船尾でルアーをやってる人にヒットいいサイズを上げる。

続けざまに数本ゲットしたようだ。

やはりこの時期はルアー有利か。

すると両隣の人が釣る。

早く最初の1本と焦る。

と、コツン、コツンとアタリが、

合わせずシャクルり続けると、


ギュギュ――ンと引き込む。

鬼合わせを入れてHIT

しっかりと合わせを入れないとバレます。

久しぶりの強烈なタチウオの引きを楽しんで抜き上げGET

タチウオ君
良かったこれでボウズは逃れた(^^)v

すぐにエサを付替えて投入、シャクルとコツン!、ギュ――ン

で、2本目GET

タチウオ2本目

しかし、ここからはそうは甘くなかった。

コツン、コツンとアタリはあるがなかなかハリ掛りしない。

タチウオ釣りはいかにアタリをうまくハリにかけるかが勝負。

アタリを合わせても掛からないし、いつの間にかエサをちょこちょことかじられている。

ウム~~~、難しい(-_-;)。

うまくいかずにエサ釣りの人はいらいらしている。

そんな中ルアーの人だけはコンスタントに釣果を上げている。

次のコンのアタリに合わせるとギューンと引き込むが上がってきたのはいい型のゴマサバ。

この時期のゴマサバはマサバより美味いという人もいるのだが、

タチウオ様のための生け贄になっていただきますと捌いて即興のエサに。

すると、明確なアタリに合わせて3本目ゲット

型は小さくてもいい引きしてます。

しかし、潮のせいか船中なかなか上がらない。

隣の常連さんは自作のエサ(自分で生きのいいサバを捌いて持って来ている)で

何本か上げるが他の人は静まり返っている。

そのまま沖上がりの時間で終了。

タチウオ3本
なんともクーラーの大きさ的に寂しい釣果です(-_-)。

本日の船中釣果はルアーが12本、エサ釣りは2~6本、ゼロが2人いたそうな。

次回に期待ですな。


1時間の昼食タイムして午後はアジ船です。

長谷川丸 アジ船
今度は白い方の船。

以前夜メバルのときに乗った船です。

場所取りで釣り座にロッドを立てる。

アジ釣りタックル
ロッドは初陣、リールはオーバーホールから戻っての出陣です。

早めに船に乗り込んで準備です。

アジ仕掛け
最初は標準の市販の仕掛けを使います。

これに赤タン(イカを赤く染めたもの)付けるだけ。

針に赤タンセット

この仕掛けの上に130号のビシを使います。

イワシのミンチ
釣り方は、

ビシにコマセとなるイワシのミンチを入れて仕掛け、ビシを海中に投入し、

一度海底まで下ろし船長の指示だな(通常海底から2mくらい)にコマセを撒きながら

巻き上げてアタリを待ちます。

比較的単純ですが状況によって釣果がでるかは熟練が必要と奥の深い釣です。

PM1:00定時に出船。

港をでると左に向かう、今日のポイントは横須賀沖かな。

しかし、ポイント到着もなかなか停船しない。

どうも魚探の反応が思わしないようだ。

ようやく『どうぞ。』と合図があり開始するも『ハイ、上げて』と速見切りをつけたようだ。

『走ります、鴨居沖に行きます。』とアナウンスがはいる。

船は新安浦港をはさんで逆方向に走る。

よっぽど状況が悪かったのかな。

20分ちょっとで鴨居沖へ。

鴨居沖
向こうに見えるのは久里浜の火力発電所。

『どうぞ、水深37m。潮が速いからサミングしながら落して。』

の合図で開始。

130号のビシが一気に流れる。

ここは東京湾でも一番幅の狭くなっている場所、大潮のときは川のように潮が動く。

ま、そんなところにいるアジだからこそ身が締まって美味しいのだが。

ビシが着底するも底潮も早いので棚がとりづらい。

底潮が早ときは少しタナを低めに設定する(流れに乗ってビシが浮き上がるので)。

するとクン、クンと懐かしのアジのアタリが・・・、

後は電動リールの巻き上げ。

アジタックル
最初の1匹は丁寧にタモでGET

マアジ
これまた久しぶりのアジ君。

調子よく続けて5匹ゲット

が、その後調子に乗って抜き上げするもいつものスポポポポ~ン。

5連続水面バイバイ。

焦って電動リール巻き上げスピードの上げ過ぎでバラスバラスバラス

後で考えればこういった潮の流れの速い時は1匹づつ確実にゲットしなければならぬのだが。

久しぶり過ぎてそんな単純なことも忘れて熱くなってしまった。

結局、釣果は14匹ゲット。

アタリもないのならともかくヒット数はその倍以上あったのに・・・・・、

やっちまった(ー_ー)!!。

本日の釣果
もう少し長谷川丸につぎ込まないとだめか~(~_~;)。

でも天気もよくて(焼けたけど)船で海に出るのは楽しい。


猿島
 
タチウオ船
【タックル】
ロッド:マゴチキラー240
リール:ダイワ  スパルタンTW
ライン:PE1.0+フロロ6号
【釣果】 タチウオ:3本
      ゴマサバ:1匹

アジ船
【タックル】
ロッド:ダイワ アナリスターアジ
リール:ダイワ  ハイパータナコン400Fe
ライン:PE5
【釣果】 マアジ:14匹
      カサゴ:1匹

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